かーたーのやらかしMtGブログ

マジック・ザ・ギャザリングで遊んでいるカーターが、メモ的に遊んだ感想を並べるブログです。

白赤調整記:まずは失敗してから。

やっぱり白っていいよね

プロツアー『イクサラン』裏で、良いカード何か無いかな~なんてあさりつつ、
久々にオリジナルっぽいデッキを作ってみようかなあ、と思い立ち、
スタンのカードリストとにらめっこ。
 
とりあえず、困ったときに自分が良く組むのは、
青白系のヘビーコントロールと、白系ウィニー、赤系のアグロです。
 
青白系は今しんどいし、赤系アグロはラムナプあるし…。
となると、ウィニー組んでみましょうか。
 
この中で、今の環境に合ってそうなのは…。良いカードは…。
ざっとスタンダードにあるカードのリストを見て、
気になったのは《黄昏+払暁》と、《キンジャーリの陽光翼》
 

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使ってみたいな~と思わされる2枚。
 
うん。久々にウィニー組んでみるか。
ということで、組みあがった謎のボロスデッキは、続きにてー。
 

調整前 WR 吸血鬼

土地 (22)
7 《平地》
6 《山》
1 《シェフェトの砂丘
4 《感動的な眺望所》
2 《採石場
2 《廃墟の地》
 
クリーチャー (23)
4 《薄暮まといの空渡り》
4 《アダントの先兵》
4 《司教の兵士》
4 《軍団の征服者》
3 《キンジャーリの陽光翼》
2 《薄暮の使徒、マーブレン・フェイン》
2 《熱烈の神ハゾレト》
 
呪文 (15)
3 《吸血鬼の士気》
3 《軍団の上陸》
1 《黄昏+払暁》
4 《ショック》
4 《稲妻の一撃》
 
サイドボード
4 《トカートリの儀仗兵》
4 《過酷な指導者》
2 《黄昏+払暁》
1 《イクサランの束縛》
4 《削剥》
 
サイドボードのカードは、ほとんどエネルギー意識です。
トカートリ、指導者、黄昏+払暁。
サイド後は2マナ域がサイドの8枚に入れ替わって、
クリーチャーコントロール的なアレになります。
 

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エネルギー相手にはかなりやれるかなと思ってサイドに取ってみました。お試し兼ねて。
 
デッキのキーはやっぱり《黄昏+払暁》で、
特にエネルギー相手だと相手のクリーチャーをほぼ、根こそぎ流したうえで、
自分のクリーチャーはすべてが残るっていう偉さ。
パワー3以上のクリーチャーはハゾレトだけ。
 
ただ、赤単に悲しくなるほど弱いので、
メインにはあんまり積めないという悲しみも背負っています。
 
こうして、Twitter の友人が調整に付き合ってくださり(ありがとうございました!)
感触は良くはないけど悪くはない、という感じだったので、
何が噛み合ってないかを探るため、そのままショーダウンへ参加。
 

ショーダウンに出てみた。

結果は、ティムール、緑白猫、青白副陽と当たり、
それぞれ0-2、1-2、2-0。合計は1-2のフィニッシュでした。
 
特にティムール相手には、丁寧に丁寧にプレイしていって、
なんとか《黄昏》で盤面をひっくり返してまくったかな、というタイミングに、
油断して展開した《熱烈の神ハゾレト》《慮外な押収》されて
まくり返されるというヒドイプレイングをかましました。
 

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頭から完全に抜けてましたよこのカード…ウィニー相手にサイド後残ってるのね…
 
緑白猫は《黄昏+払暁》さえ引ければ…という盤面を作っていったのですが、
《軍団の征服者》《廃墟の地》でデッキを圧縮しまくったものの引けずに負け。
これは《イクサランの束縛》《金属ミミックを処理せず、
《形成師の聖域》を処理してしまったのが、結果的にはミスでした…。
ミミックいればまあ、サイズ上がって黄昏で全部流せるだろうと欲張った…ッ。
 

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こちらがほぼ単体除去なので、残るとか複数貼りされるとメンドイかな…と思い。うん。
 
青白副陽は、《アダントの先兵》がただ強いだけで勝ち。
ここに《排斥》を打たせるくらい押し込めれば、
《燻蒸》の返しにハゾレトをたたき込むだけのゲームになりました。
 

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強いシーンと弱いシーンのブレ幅がハンパないカード。
 
というわけで、実践を踏まえて感じたのは、
やっぱり《黄昏+払暁》はかなりいい感じなことと…
 
あと、警戒されていない状態の《吸血鬼の士気》はモノスゴク強いんですが、
下地にして最大効果が出る吸血鬼がちょっと弱い。
せめて、通常から強い2マナ2/2先制攻撃の《白騎士》的なアレがいればいいんですが、
その枠が《司教の兵士》じゃあなあ…という。
 
というわけで、ショーダウン後に再調整したデッキがこちら。
 

調整中 RW アグロ

土地 (23)
5 《平地》
6 《山》
1 《シェフェトの砂丘
3 《ラムナプの遺跡》
4 《感動的な眺望所》
2 《採石場
2 《廃墟の地》
 
クリーチャー (22)
4 《ボーマットの急使》
4 《アダントの先兵》
4 《地揺すりのケンラ》
3 《飛行船を強襲する者、カーリ・ゼヴ》
4 《キンジャーリの陽光翼》
3 《熱烈の神ハゾレト》
 
呪文 (15)
3 《軍団の上陸》
4 《ショック》
4 《稲妻の一撃》
1 《イクサランの束縛》
3 《黄昏+払暁》
 
サイドボード
4 《トカートリの儀仗兵》
4 《過酷な指導者》
4 《暴れまわるフェロキドン》
3 《削剥》
 
新しいカードは赤文字、枚数増減したカードは青文字にしてます。
土地1枚増やして…えーと、どこかで見たようなリストになりました。
そして吸血鬼どこいった。
 
ウィニーというよりは、ラムナプレッドの派生みたいになっちゃいました…。
 
調整用にお店に持って行った入れ替え用カードはだいたい40枚くらいあったんですが、
まあ、頭の中では半分くらいこうなるだろうなあと思って、こうなりました…。
 

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さようなら、マーブレン・フェイン。君はそこそこ強かったよ。白単吸血鬼で頑張ってくれ。
 
それでも一応、1~2マナ域を《アダントの先兵》除いて総入れ替えした…えぇと、
こうした理由はあってですね…、ええぇと、その…。
速攻クリーチャーと《軍団の上陸》の相性がかなりいいところと、
こっちはこっちで、《黄昏+払暁》との相性もいいところですかね…。
 
あとは、メタ外のデッキ(今回でいうと猫とか)に対して押し込むために、
この辺のパーツを使うのがいいだろうということで。
 

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やっぱり優秀なボーマット君。終盤は《払暁》使うためにわざと手札を捨てることも。
 
他には、なんやかんやでラムナプレッドって後半マナを食うので、
《軍団の上陸》変身で疑似的に1マナ増えるのって、相当大きいように感じます。
あとは、コントロール耐性ね。
 
《キンジャーリの陽光翼》は、この前のバージョンで採用してたときから、
《つむじ風の巨匠》《奔流の機械巨人》そして赤単全般への意識で、
《つむじ風の巨匠》《奔流の機械巨人》相手にはそこそこ刺さることを確認できたので…あとはラムナプ・レッドとの対戦結果をしてみて、他のカードに変えるかもです。
 

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今だからこそ使える、いわゆる「わからん殺し」量産機。「あ、効果忘れてたー」的な。
巨人が寝たり飛行機械が寝たり。儀仗兵も結構、そうですね。《人質取り》封殺したり。
 
ラムナプレッドとの差別化は、やっぱり《黄昏+払暁》でエネルギー耐性があるとこ。
あとは、《イクサランの束縛》とかで神に触れるところですね。
 

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ハゾレト4積み時代だからこそ映えそうな1枚。
 
一応このデッキに変えてから、またテストに先ほどのお友達に付き合っていただき、
まあまあ感覚はいい感じでした。
ラムナプレッドよりはコントロール要素も、サイドの拡張要素もあるので、
自分に合ってるデッキかなーと思います。
 
ただ、まだ「微妙くない…?」と思っているところも結構あって、
《暴れまわるフェロキドン》かみ合ってなさそう問題(黄昏で飛ぶし)
・そもそも《黄昏+払暁》メイン3かぁ?問題
《シェフェトの砂丘必要か問題
《ラムナプの遺跡》痛い問題
採石場採用している時点で負け問題
・後攻のときのメイン《アダントの先兵》弱すぎ問題
・赤単とやってないので未知数だけどたぶん弱い問題
・儀仗兵採用するよりもはや《厳粛》採用した方が強くないか問題
・サイドボード適当すぎ問題
・普通にラムナプレッド使った方がいいのでは問題
などなど、非常に山積みです。
たまにしかデッキを組まない自分ですが、調整のしがいがあって楽しいですね~
 

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《廃墟の地》は影のMVP。やっぱり優秀ですね。アズカンタ割ったり色マナ調整したり。
 
プロツアーの結果次第ですが、更にエネルギーが流行りそうな時代に、
何とか一石を投じていきたい感じです。
 
これからもしばらく、これを使って調整していこうかな~と思います。
ではまた!