かーたーのやらかしMtGブログ

マジック・ザ・ギャザリングで遊んでいるカーターが、メモ的に遊んだ感想を並べるブログです。

スタンの対策カードを比べてみる

対策カードを選ぶ。

スタンの環境が広くなればなるほど、
役割がかぶってそうな気がするな~…なんてカードが増えていきます。
(※イクサラン発売直後なんでプール狭いじゃん!というアレはソレで)
 
自分によくあるのが「で、どっちを入れようか?」で、適当な方を選んじゃうこと…。
実際、あー、逆のカード選んどけばよかった、という場面は多かったりもします。
 
というわけで今回はなんとな~く、
自分が「被った役割で使いそうだなー」と思っている、
カード6枚を比較してみました。
 
《栄光の刻》or《ヴラスカの侮辱》
《ギデオンの介入》or《イクサランの束縛》
《屍肉あさりの地》or《歩哨のトーテム像》
の3本立てです。
 
こう…とりあえず考えをまとめておけば、
もしデッキに採用しよう! と思ったときにも便利かなーと思いますし、狙い通りに唱えられると思うので…
とりあえず、へたっぴなりに比べてみました。
 
珍しく文章量多めなので、お暇な方はどうぞ!
 

《栄光の刻》or《ヴラスカの侮辱》

4マナインスタント追放除去対決。

《栄光の刻》

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シングルシンボルなのがまずはいいところ。

現環境で追加効果が発生しそうなのは、対ラムナプレッドで手札に被ったハゾレトを落とすとき。
実際、ハゾレトは4積みが流行っていて、手札で結構被るので…そこそこ頻度高そう。
スカラベロナスは1枚・2枚刺しが多いので手札から追放効果はほぼ発生しないけど、手札が見れるのはアド。

ただし、クリーチャーにしか触れない範囲の狭さ、ハゾレト神ピンポイント以外ならヴラスカの方が優秀な気が。

《ヴラスカの侮蔑》

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ダブルシンボル
PWを対象に取れるので《栄光の刻》より範囲が広い。
あと2点ライフ回復のオマケがついてて、ラムナプの遺跡起動1回分と考えるとそこそこ大きいかも。

利点の1つ、PWに触れることですが、現時点でよく見るのはKLDチャンドラAKHギデオンXLNヴラスカ
神対策除去を構えつつ、このあたりが範囲になるのはかなり大きいかもですね。
 

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どっちかというと比べるべきは《不帰+回帰》かなあ。
要素としてはインスタント、1マナ多い、2点ゲイン、追放除去。

このあたりが活きる/許される相手なら、《ヴラスカの侮辱》採用でよいと思います~。

結局どっち?

《栄光の刻》も輝く瞬間や強みはあるものの、
机上ではだいたいいつでも《ヴラスカの侮蔑》採用の方が良いように思います。
 

《ギデオンの介入》or《イクサランの束縛》

4マナ「唱えられない」対決。

《ギデオンの介入》

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《ギデオンの介入》の強みは、非パーマネントの呪文もシャットアウトできること。

また、パーマネントに対しても《イクサランの束縛》はすでに場に出ているカードを指定しなければいけないのに対し、《ギデオンの介入》前もって指定できるのがかなり大きいかと思います。

現環境で《イクサランの束縛》にできない選択肢の代表は《副陽の接近》
これ一枚で勝ち筋1つ潰せるのは素敵です。
指定はカード名でいいので、あんまり指定しないかもですが、土地である《ラムナプの遺跡》も選択できるのがエライ。

逆に、すでに場に出てしまったダメージ以外の働きをするカードには何もしないので、
スカラベの神》のリアニや占術・ライフルーズなどは放置に。(その状況でスカラベを指定するかは別として…) 

《イクサランの束縛》

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オマケつきの《忘却の輪》シリーズ。
《ギデオンの介入》と比べると、パーマネント限定と範囲がかなり狭くなっています。

大きなデメリは…一度戦場に出たパーマネントに対してしか働かない厳しさ、ですね。

ただし、すでに出ているものについては除去ができるので、
ハゾレトを破壊されないブロッカーとして立たせられたり、カードのダメージ以外の能力を使用されたりしないという部分は強みです。
 
他には、相手が引いてないカードを指定して空振りする、なんて事故がないあたりですね。《ギデオンの介入》はこれが地味にありそう。

まだ表舞台には出てきていないですが《殺戮の暴君》などの呪禁もちが潰せない、
束縛の対象選択に対応して生贄にされたりすると後続のカードが問題なく唱えられる…などはツラみ。
 

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改めて役割を考えると《イクサランの束縛》を採用する場合は《排斥》とも比較したいところです。
後続つぶしvsサイクリング・瞬速。エンチャ意識されてない4積みリストが増えれば《イクサランの束縛》でジワジワ絞めていくのもありかも。…くらいの感触です。

結局どっち?

《ギデオンの介入》の方が丸いですが、尖ってます。…書いてて意味不明になった。
えぇと、勝ち手段を絞っているデッキ…1枚封じればなんとかなる系対策に入れる感じ。
《イクサランの束縛》は、オマケ効果のついたパーマネント追放除去と考える感じになるので、
それぞれ違う目的で採用する感じになりそうですね…!

腐りにくいのは《イクサランの束縛》(もしくは《排斥》)、キラーカードなり得るのは《ギデオンの介入》
どんなデッキを意識するか、で使い分ける感じになるかなと思います。
うん。結論になってない!
 

《屍肉あさりの地》or《歩哨のトーテム像》

無色でできる土地対策。
色の限られた《貪る死肉あさり》《穢れを灰に》あたりはいったん考えずに。

《屍肉あさりの地》

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一番の強みは、アンタップインで無色が出る土地という点。
単色デッキや、緩めの色拘束のデッキなら、メインボードから比較的無理なく入れられます。

《強迫》《削剥》《否認》《呪文貫き》あたりの汎用的なサイドカードを無視して墓地を吹き飛ばせるのもエラい。(スタンだと妨害できるのは《敏捷な妨害術士》くらい?)
また、ほかの砂漠と併用できるデッキなら、複数回起動できたりするのも偉く。

デメリットとしては…起動に3マナは若干重い…ですかね。デッキによりますが、メインで動くにしても、構えるにしても、少ーし動きは鈍くなりそうです。

《歩哨のトーテム像》

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占術はオマケ
ですが、起動までに必要なマナが、設置時の1マナだけというのは軽さとしてエライ。

ただ《屍肉あさりの地》で触れたように、汎用的な対策カードが刺さりやすいのは弱点。
意図していないタイミングで起動を強要されることもあるので、そこは厳しい感じのポイントかなあと。

ただ、色拘束が厳しめ(3色とか)、毎ターンフルタップに近い動きをする、
アーティファクトカウントを稼ぐといいことがある(《無許可の分解》とか)ならば、
《歩哨のトーテム像》を優先する価値はあるように思います。

結局どっち?

基本的には《屍肉あさりの地》採用でよいかと思いますが、
《無許可の分解》火種や即席利用、3色とか色拘束の厳しいデッキで墓地対策をする場合などは、《歩哨のトーテム像》…になるかと思います。
 
現状、墓地利用はほぼエスパーギフト(あとちょこっとスカラベ)狙いになるので、このデッキを強く意識するなら《強迫》が刺さらない《屍肉あさりの地》…もしくは、冒頭にあげた《貪る死肉あさり》とかが採用できるデッキを選ぶのがいいかもなあ。

どちらにしても《魔術遠眼鏡》がブッ刺さる場合があるので、注意しましょ~。
 

いろいろ比べてみましたが

このようにピンポイントを対策しているカードは、結構テキトーに入れちゃうことが多い自分としては、改めて考え直すのは大事だな~と感じました。
 
ぶっちゃけ、1人が机上で回しただけの感想なので、もっと良い選択や考えが至っていない部分とかがあれば、ぜひぜひ教えてくださいませっ
 
ではまた次回~